仕事がつらい新社会人 直面する3つの壁

生活

大学を卒業して新社会人として輝かしい生活を夢見ていたのに、なぜかうまくいかず、上司や先輩に叱られ、泣きながら帰る日々が続く人は多いと思います。私が新入社員の頃に直面した壁を、実体験や解決策とともに3つにまとめてみました。

ビジネスマナー・社会常識の壁

学生から社会人になる際、ビジネスマナーや社会常識は最初に乗り越えなければならない壁だと思います。他の人にとっては些細なことかもしれませんが、マナーや常識について注意されると、育ちが悪いと思われたかもしれない、こんなことで注意されるなんて、と思い詰めてしまい、どんどんネガティブになってしまいます。私と同じようにマナーや常識のような『小さな』ことについて注意されると、大きなダメージを受ける人は少なくないと思います。

【実体験】

・5人で車に乗ったとき(先輩の運転する車に上司3人と自分)、偉い人は後部座席に座ると思い込んで、真っ先に助手席に座ってしまった。座った瞬間に先輩から「そこじゃない!」と注意された。
・書類の端を揃えずに課長に渡した際、「普通は紙をトントンし、綺麗に揃えてから渡すものだよ」と注意された。
・指示が聞こえなかったときに「はい?」と首をかしげる癖があり、上司から「聞こえなかったので、もう一度教えてください」と言うように注意された。
・会議中に取引先から電話がかかってきたため、取引先優先だと思い、席を外したら、会議終了後に「会議中に電話を取るのは控えてください」と注意された。

上記以外にも、話し方や電話の取り方など多くの指摘がありました。注意してくれなければ気づかないことも多いので、感謝していますが、そのたびに恥ずかしさで顔が熱くなり、ひどく落ち込んで悩んでいました。


【解決策】

ビジネスマナーの本を読み、本に書かれている基本的な内容(上座や下座、名刺の渡し方など)はしっかりと覚え、書かれていない社内の独自ルールについては先輩の行動を参考にしていました。
このような一般的な対策に加え、過去の失敗を教訓にして、同じ過ちを繰り返さなさなければ良いと割り切りました。

実際、今30代になった私が言えるのは、注意する側は、すぐに問題を解決してもらえれば、あまり気にしていないことが多いということです。くよくよせず、前を向くことが一番の解決策です。

コミュニケーションの壁

入社して仕事を始めると、多くの人が上司とのコミュニケーションに苦労することがあります。コミュニケーションがうまくいかないと、業務が進まないだけでなく、気持ちが萎縮してしまい、仕事自体が楽しくなくなることもあります。

【実体験】

・「取引先から〇〇を××に変更したいと連絡があり、変更しても良いでしょうか」と上司に確認したところ、「自分で考えてみたのか」と返された。
・自分で考えて仕事を進めていると、上司から指摘があり、「その件について誰かに相談したのか」とまた怒られた。

相談するべきか、自分で考えるべきかがわからず、ただただ混乱していました。

【解決策】

自分で調べられることは事前に調べてから相談するように心がけました。上司の言葉は一見矛盾しているように思えますが、よく考えてみると「自分で考えてみたのか」というのは、自分で考えて答えを出すことではなく、「わからないことについて情報を集めたのか」という意味だと思います。

質問をた時、上司に何も考えていないと思われたのは、単に取引先の言葉を右から左へそのまま伝えただけだからだと思います。つまり、「変更しても良いでしょうか」という質問に対する判断材料が全く示されておらず、上司任せにしていたのです。

では、どう相談すれば良かったかというと、次のように伝えれば良いでしょう。「取引先から〇〇を××に変更したいと連絡があり、変更することを物流に確認したところ、こういう結果でした。だから、変更しても良いでしょうか」と具体的な情報を添えて相談することが大切です。

また新入社員は何が重要で何が些細なことなのかを判断する経験が不足しています。そのため、どんな小さなことでも相談するべきだと思います。

ミス多発の壁

新入社員の頃、私は自分の仕事の出来なさに呆れるほどでした。毎日のようにミスを繰り返し、自分以外の人に迷惑をかけてしまいました。その悔しさから涙が出てしまい、電車に乗ることもできず、徒歩で帰宅することが何度もありました。

【実体験】

・上司から指示された仕事を自分のやり方で進めた結果、全く異なる商品が出来上がってしまい、全社員が徹夜で修正作業を行うことになった。
・在庫の数え間違いや電卓での計算ミスが原因で棚卸しが終わらず、私が当番の日には毎日1時間以上の残業をしていました。
・休みの前日に社用車の鍵を持ち帰ってしまい、社用車が使えなくなってしまった。
・上司から荷物の出荷を頼まれたが、そのまま忘れて荷物をカバンに入れたまま持ち帰ってしまった。
・指示されたことはやらない。(後でやろうと思って、忘れる。)

毎日忘れ物やうっかりミスが多く、自分に何らかの障害があるのではないかと感じ、大人の発達障害や若年性認知症について調べたこともありました。

【対策】

毎日ミスを記録し、それぞれのミスはなぜ起こるのか、どう対処するのかを書き出しました。
①仕事が指示通りにできないのは、説明された内容を理解していなかったから。
  →仕事の手順をすべてマニュアル化し、上司と内容のずれがないかを確認した。
②凡ミス(棚卸、車の鍵返却)は単なる不注意が原因。
  →確認リストを作成し、確認することをルーティン化する。
③指示された仕事をやらないのは、すぐ忘れるから。
  →仕事を頼まれたら、手を止めて、すぐやるようにした。
   メモを書いたりもしたが、メモはあまり見ないので、やめました。

入社して1年半は大変でしたが、慣れてくるにつれてミスが少なくなってきたと感じています。ミスが多発しても、そういう時期なのだと割り切って、乗り越えていくことが大切です。

私の経験を通じて、今はつらい状況でも、時間が経てば何とかなるということを知ってもらいたいと思います。

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